EPISODEエピソード

Episode1At SAKUDAIRA

ある新婦様の思い

Episode1イメージ

よりによって何でこんな日になっちゃったんだろう・・・
私は降り続く雪を見ながら絶望的な気持ちになった。
日本中で記録的な大雪になり何もかも大混乱になった週末。
私達は結婚式を挙げるのだ。
電車も動かない、道も大渋滞。
式場もどこまで対応してもらえるんだろうか。
何もかもが不安だった。
けれど、私たちはこの日絶対に結婚式を挙げる。

父が倒れたのは3ヶ月前だった。突然だった。
それから私達家族と父の闘病生活は始まった。
結婚が決まってから父とは何かにつけて衝突していた。
もうすぐこの家を出るのだから、親孝行しなくちゃ。
そう思う心とは裏腹に父に対して素直になれない自分。
いつも機嫌の悪い父。
父は一人娘の私を嫁に出すのが寂しいのだと母が言った。
素直になれないのは親子だね、と。

しかし、父の病気で一変した。
私は何で今までもっと優しい言葉をかけられなかったんだろう。
当たり前に元気だった親がそうでなくなった時
今やるべきことは素直になることなのだと思い知った。
そうして私達似た者親子はやっとお互いに
いつも笑って話せるようになっていた。
父は私の結婚を喜んでくれ、
結婚式に出席することを励みに病気と闘ってきた。

だから、結婚式はどうしても今日でないとだめなんだ。

彼はそんな私の気持ちを理解してくれて同じ心で
今日に臨んでくれている。

朝7時過ぎ、彼から連絡が入る。
6時に出てきたけれど、渋滞で車が全く動かない。
ここから歩く!と。歩くって・・・
普通に歩いても5時間以上かかる。

でも今の私には全てを信じて待つしかない。

挙式は11時からの予定だった。
もう12時になろうとしている。

「新郎様が到着されました!」声が響く。
一晩中雪かきをして真っ赤に雪焼けをした顔を
笑顔でくしゃくしゃにしたスタッフさん達に囲まれて
雪だるまの様になった彼がやって来た。

オーラというものがあるならば、彼は間違いなく
キラキラとまぶしい輝きをまとって私の前に現れた。

お父さん!私の旦那さんになる人はすごいでしょ!
これが愛の力だよ!

結局3時間遅れで式は始まった。
前日から近くのホテルに泊まっていた父をはじめ家族も参列し、
来られなかったゲストの方はいらしたけれど
無事終えることが出来た。

こんなに思い出深い結婚式はあるだろうか。
折れそうになる心を彼や家族、式場のスタッフの皆さんに支えられ、
この日を最高の日にしてもらった。
父にも今までで一番のプレゼントが出来たと思っている。
けれど、本当に一番幸せなプレゼントをもらったのは私。
この凄かった日からスタートする人生は
ちょっとやそっとでは負けないよね。

Episode1イメージ
From the Staff
記録的な大雪の日に結婚式を挙げたお二人でした。
お二人の強い思いに応えたいと私達スタッフも出来る限りのことをさせて頂きました。一日ひと組完全貸切だから突然のハプニングにも対応出来ました。けれど一番はお二人の強い絆があってこそ実現した一日だったと思っています。

Episode2At NAGANO

ある新郎様の思い

Episode2イメージ

僕には、ずっと一緒に暮らしているおばあちゃんがいる。
すごく優しくて僕には特に甘い。
だから僕は正真正銘
自他ともに認めるおばあちゃん子だ。
そんなおばあちゃんにある日報告をした。

「結婚するんだ」

言った瞬間、おばあちゃんはとびきりの笑顔になった。
「そうか、そうか、それは良かったなぁ」
何度も何度も噛みしめるように言い
「ずっと小さい孫だと思っていたけど
すっかり大人になっていたんだね」と喜んでくれた。

何度めかの式場での打ち合わせ
その日は披露宴のメニューを決めることになっていた。
「何か希望のお料理や食材はありますか?」
そうシェフに聞かれて、そんな希望を聞いてくれるのかと
感心していると、横で彼女が
「ねぇねぇ、かぼちゃ、おばあちゃんのかぼちゃを
皆さんに食べてもらいたくない?」と言ってきた。

前に彼女が僕の実家に来たとき
おばあちゃんが作った採れたての
かぼちゃを食べてもらったんだっけ。
あまりに美味しくて彼女がたくさん食べてるのを見て
おばあちゃん嬉しそうにしてた。
でも・・・そんな風に持ち込みの材料でも大丈夫ですか?
遠慮がちに聞くと「ぜひ一品作らせてください」
どんどん話は進んでいった。

「おばあちゃんのかぼちゃで当日のメニューを作りたいんだ」
最初驚いていたあばあちゃんだったが
とても喜んでくれた。
そしていつも以上に丁寧にかぼちゃを作ってくれた。

「大事に大事に世話をしていたら
こんなに大きくなっちまった」と笑うおばあちゃん。
取りに行った僕は本当に驚いた。
それはそれは大きなかぼちゃだったから。

おばあちゃんのかぼちゃは
「みさきおばあちゃんのかぼちゃのクリームスープ」という
とてもおしゃれで最高に美味しい一皿になり
ゲストの皆様のテーブルに運ばれた。
その時のおばあちゃんの顔は忘れられない。
「恥ずかしいだがや」と照れるかわいいおばあちゃん。
嬉しそうで、どこか誇らしげで
ぼくは泣きそうになった。

おかげさまでゲストの皆さんにも大好評で
思い出深い披露宴になった。

おばあちゃん、僕は少しは立派に見えるかな
今日から責任ある大人の男として
奥さんを守っていくよ。
おばあちゃんが僕を愛してくれたように
僕はこれからも家族を愛していくよ。
ひ孫が出来たら可愛がってね。
いつまでも元気でいてください。

Episode2イメージ
From the Staff
九十歳になるお婆さまが毎年丹誠込めて作っていらっしゃるかぼちゃ。
その話をお聞きしたシェフはさっそくメニューを考えました。お料理や食材の裏にあるストーリーを大切にお二人だけの特別なお料理を考えてまいります。ゲストもお二人も最高の笑顔になる料理をおつくりいたします。

Episode3At NAGANO

ある新婦様の思い

Episode3イメージ

おばあちゃんにとっての幸せは私の幸せ
改めてそう思えたのは
この日この場所で結婚式を挙げることができたから

結婚式をしようと彼と見学を始めたのは
式を挙げようと思っていた半年前
なんとなく、「リゾート婚もいいなあ」
なんて思っていた私たち。

ただ、私には絶対に結婚式に来て欲しい人がいた。
もう90歳を超える大好きなおばあちゃん。
小さい頃からずっとおばちゃん子だった私。
おばあちゃんにドレス姿を見せたくて
結婚式をしたいという想いが強かった。
孫の中でも最後の結婚式になるから、
きっとおばあちゃんも心待ちにしているって思ってた。

いくつか式場を見たところで彼に私の気持ちを話してみたら
私の大切にしたい気持ちを優先してくれた。
高齢のおばあちゃんが長時間の車移動がないように。
車いすのおばあちゃんが快適に1日過ごせるように。
食べることが大好きなおばあちゃんが
みんなと一緒に美味しくご飯を食べられるように。
そんな想いを叶えられる式場を一緒に決めてくれた。

もともと結婚式に憧れがあった私は
準備期間もすごく楽しくて、
大切な家族や友人が笑顔で楽しんでくれるように
色々と考えることがすごく幸せな時間だった。
そして私の結婚式をすごく楽しみにしているおばあちゃんに、
挙式の時にしてもらいたいことがあった。
それは私と彼を繋ぐ大切な指輪を運んでもらい、
誓いの瞬間を一番近くで見守ってもらうこと。

挙式本番。
サプライズで全員の前に
車椅子で出てきてくれたおばあちゃん。
多分最初は全然わかってなかったけど、私たちの一番近くで、
目を細めて見守ってくれるおばあちゃんがそこにいた。
「おめでとう」絞り出されたおばあちゃんの
言葉と涙は一生忘れない。

おばあちゃんの喜びそうなメニュー「特製ハンバーグ」を
シェフに考えてもらい完食してくれて嬉しかった。
デザートビュッフェのティラミスも
美味しそうに食べている姿が愛おしかったよ。
披露宴の最後に花束を渡したときも目を細めて
「ありがとうね」と喜んでくれた。
花束を強く抱きしめている姿に私のほうが大泣きしたよ。

わたしの結婚式を楽しみに待っていてくれてありがとう。
そして私の気持ちをいつも一番に考えてくれていた彼にも、
改めてありがとう。
結婚式って、自分の大切な存在に改めて
気付かされる日だなって思えた。
この幸せな思い出は私にとっても、
きっとおばあちゃんにとっても、
そして家族にとっても大切な宝物だ。
感謝の気持ちを伝えられて、
今日一日でおばあちゃん孝行が出来た気がするよ。
また記念の日に、ここで「特製ハンバーグ」を一緒に食べようね。

Episode3イメージ
From the Staff
シェフとの打ち合わせの際に、おばあちゃんが お孫さんたちに囲まれて美味しそうにご飯を食べているムービーを嬉しそうに見せてくれました。おばあちゃんのことを想いながら笑顔でお話しする優しい新婦様の表情を今でも鮮明に思い出します。
祖父母様のご出席が増えている昨今。快適に安心して心から楽しんでいただけるように、様々なご要望にお応えいたします。
おふたりに寄り添い、想いを形にする、それがヴィーナスコートのウェディングです。

ヴィーナスコートでは長野県下・東北信エリアに2つの式場をご用意しております。

ヴィーナスコート長野外観

ヴィーナスコート長野

see detail

ヴィーナスコート佐久平外観

ヴィーナスコート佐久平

see detail

長野の口コミ

Google(157レビュー)

4.6

takuya NAKAZAWA

ヴィーナスコートさんで結婚式を挙げさせていただきました
木の温もり溢れ、滝の流れを見ることが出来るチャペルに、お日様の光が溢れるテラス、披露宴会場は荘厳でありながら歓談に相応しいカジュアルさもあり、とても素敵な会場でした
料理は抜群に美味しく、お客様に喜んでいただきたいと言う、シェフの想いがぎっしり詰まった最高の味でした

人前式も披露宴も司会のお姉さんに進めていただき、とても盛り上がりましたし、スムーズに行えました
カメラマンさんの撮る写真は美しく、どれもこれも晴れの日の2人の記念になりました
そして何より、自分のことの様に親身になって、僕たちの結婚式を最高のものにしようと寄り添い支えていただけたプランナーさんに心から感謝しています
妻が、女性のプランナーさんでとても話しやすいし、このプランナーさんにお願いしたいからここがいい!と言って決まったくらいです
結婚式の後、妻も私も大満足でした
長野県内イチオシの結婚式場です

しほ

3月に結婚式をさせて頂きました
本当に最高の幸せな1日にして頂きありがとうございました
見学時に見させて頂いた、チャペルがとても綺麗で、バージンロードの長さも11m22cm(いい夫婦)と意味合いも素敵で心惹かれました
お料理も全て本当に美味しくて披露宴会場の雰囲気もとても温かみがあったので、ヴィーナスコート長野さんに決めました

50周年の記念ということで、特典や割引もたくさん付けて頂き、自分たちのオリジナリティや希望のイメージも全て盛りこんで頂きました
おかげさまで、結婚式当日は笑顔と感動に包まれ、ゲストの皆さんと温かい幸せな時間を過ごすことが出来ました
挙式時の賛美歌♪も綺麗で最高でした
本当にありがとうございました
プランナーさん、スタッフさんのいつも温かいお心遣いに癒やされ、準備も楽しく出来ました
また、2人の記念日にはぜひ伺いたいと思います
本当に感動の素敵な1日をありがとうございました

らら

12月に結婚式を挙げました。
1番最後に見学したのがヴィーナスコートさんでしたが、スタッフさんのサービスが1番よかったです!
見学の時からサプライズが多くて、とても嬉しい気持ちで食事をして帰ることができました。

クリスマスの時期と被っていることもあり、特典や割引を多くつけていただけたのも嬉しかったです♪
打ち合わせは約4ヶ月前から始まりますが、「次回までにこれを終わらせてください」と細かく教えてくださったので焦ることなく余裕を持って準備ができました。
レスポンスが早いプランナーさんで助かりましたし、私たちのやりたいことを全力で叶えてくださいました。
お料理は自分たちで組み合わせることができます。
パンのバターが大好評でした!
ゲストの方々にも「美味しかった!」
「お腹いっぱいになったよー」と言ってもらえて嬉しかったです。
1日1組限定の式場なので、自分たちのやりたいことを思う存分できます
時間を気にしすぎず、ゆっくり式を出来るのも決め手の1つでした。
大切な1日をヴィーナスコート長野さんで過ごすことができてよかったです♪

佐久平の口コミ

Google(134レビュー)

4.2

haruka
こちらの式場で先日結婚式を挙げました。
1日1組貸し切りなので披露宴の時間を長く取ることができ、新郎新婦は披露宴の後にゆっくり食事をさせていただけました。貸し切り料はかかりますが、それ以上の価値があったと思います。
料理はすごく美味しくて満腹になりましたし、スタッフの方々に諸々ご配慮いただいたおかげで、生涯忘れることのない、とても幸せな思い出を作ることができました。
本当にありがとうございました!
SASA
とても雰囲気がよく、1日1組限定なのでゆったりした気持ちで挙式や披露宴ができました!
お料理もとてもおいしく、ゲストの方にも喜んでもらえてました
プランナーさんと当日まで何回もの打ち合わせを重ねて私たちらしい結婚式ができてよかったです!
子連れ婚の方もいらっしゃるかなと思いますが、安心してお任せできます!
ありがとうございました!
ぽにー
ヴィーナスコートさんでとても素敵な式を挙げることが出来ました!!当日だけではなく準備段階からとても親身に対応していただいていたため、当日もリラックスして楽しめることができました♪スタッフの方々が温かくとても雰囲気が良いです!また施設もとても綺麗でくつろぐことができます!悪い点はひとつもなく、いい点をあげればキリがないです!またお食事とかでお伺いしたい、これからもおつきあいさせていただきたいと思わせていただける場所です。今後ともよろしくお願いいたします。